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魅せられる!タランティーノ映画の魅力とおすすめ会話シーンランキングベスト5!

こんにちは!

最近、映画館で公開されたヘイトフルエイトを観たことがきっかけで、昔のタランティーノ映画を久々に観直しました。

クエンティン・タランティーノの映画って本当に独特なんですよね。

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タランティーノ映画の特徴と魅力

会話が長い

一番の特徴は、とにかく会話シーンの多さ。会話の内容は本当にくだらないものからシリアスで緊張感のあるものまでいろいろ。どれも目が離せなくなる面白さを持っています。

ちなみに一番会話内容が下らないと思ったのは「デス・プルーフ」。笑

言葉が汚い

パルプ・フィクションは「fuck」の使用回数が250回を越えていますw

他、どの映画でも大体言葉遣いが汚く、黒人を「ニガー」と呼ぶのも特徴的。

キャストの幅が狭い

またこの人出てる!

ってなるくらい毎回キャストが似ていますw

タランティーノ本人も出演しているので楽しみながら観れます。ちなみに出演シーンが一番面白いのは『ジャンゴ』だと思いますw

 

今回の記事では、個人的にタランティーノ映画の一番の魅力である「会話」に焦点を当て、タランティーノ映画のおすすめ会話シーンを5つ紹介致します!

タランティーノ映画での会話シーンベスト5

5位 『イングロリアス・バスターズ』 ランダとの再会

ユダヤハンターであるランダ大佐の手を逃れて生き延びたショシャナが、ランダと再会して食事をするシーン。

ランダの有能さは視聴者にも嫌というほど伝わっているので、気づかれないかどうかの緊張感が物凄い。(既に気づかれているんじゃないかという不安も物凄い。

ミルフィーユの生クリームが美味しいとか本当にそれどころではない緊張感。

4位 『ジャンゴ』ヒルディを買い戻すための交渉

主人公ジャンゴとずっと生き別れになって今は奴隷になっている妻ヒルディを、ついに発見したジャンゴとジャンゴの雇い主であるシュルツ。二人がヒルディの雇い主であるキャンディから、ヒルディを買い戻すための交渉シーン。

シュルツとジャンゴは格闘奴隷のバイヤーを装ってあたかも偶然通りかかり、そこで気に入ったという体でヒルディを購入しようとしますが、キャンディの執事(サミュエル・L・ジャクソンの演技がとにかく憎たらしいw)がジャンゴとシュルツの挙動から徐々に裏に気づきはじめるというシーン。

とにかく執事がうっとおしくて敗戦濃厚なのを感じつつも目が離せないシーンです。

3位 『イングロリアス・バスターズ』バーでの駆け引き

フランスの田舎にあるバーで、イギリスのスパイであるドイツ人女優ブリジットとのランデブーを計画していたバスターズは、ドイツ語が話せるメンバー、ヒコックスをドイツ軍の将校に変装させて送り込む。

しかし偶然にも、その日バーには子供の誕生を祝うドイツ兵で溢れかえっていた。

有名女優であるブリジットはドイツ兵にサインをせがまれ、そのまま連想ゲームをすることに。しかしその流れの中で、徐々にヒコックスがドイツ人ではないのではないかと疑われはじめる…。

 

とにかく正体がバレるかバレないかの緊張感が随一。サスペンス要素が詰まったワンシーンです。その結末もタランティーノらしい。

2位 『イングロリアス・バスターズ』ランダ大佐とラパディット氏の会話

イングロリアス・バスターズ、冒頭の20分。

のどかな酪農家の家にナチスのユダヤハンター、ランダ大佐がやってくる。

会話はゆっくり、ゆっくりと超スローペースで進みますが、徐々に明らかになる訪問の意味と、ランダ大佐の話術にとにかく引き込まれる。

全く目が離せない20分間で、タランティーノの才能を感じずにはいられなかった。単純な会話シーンという意味では私は映画の中でもこれをベストに挙げるかもしれないです。

1位 『パルプ・フィクション』ファミレスでのラストシーン

2位と迷いましたが、タランティーノ映画でのベストと考えると、やっぱりこれを一位にせざるを得ないかなという感じです。

映画冒頭で強盗を画策していたカップルがついにそれを行動に移しますが、そこにジュールスとヴィンセントが鉢合わせてしまうという場面。

ジュールスが強盗の男にいつも通り聖書の内容を引用しながら語りかけるシーンがとにかく格好良くて、BGMとエンドロールへの流れも素晴らしい。まさに名シーンですね。

おわりに

今回はタランティーノ映画の会話シーンのおすすめを紹介しました。

タランティーノ映画には本当に名シーンが多いですが、会話シーンという点では『イングロリアス・バスターズ』が圧倒的に面白いと思います。上に挙げたシーン以外にも緊張感のあるシーン、笑える会話シーンが多数なので観たことがない人には是非観てみてほしいです。

余談:個人的に好きなタランティーノ映画ベスト5

完全に余談ですが、私の好みは

  1. ヘイトフルエイト(観た後絶対にシチューを食べたくなる)
  2. パルプフィクション(シーンの好みの差は激しいが)
  3. ジャンゴ(ストーリーが整っていて観やすいので初心者に勧めたい)
  4. イングロリアス・バスターズ(マルガレ~テ~)
  5. レザボア・ドッグス(爆発力はないが安定した面白さのデビュー作)

って感じです。

2016年11月17日現在、huluではパルプ・フィクション、ジャッキー・ブラウン、フォールームスを観ることが出来ます。イングロリアス・バスターズも前は一時期観れたんですけどね~。