【ミステリー小説のおすすめ】私が読んだ名作ミステリーを部門別にランキング!【国内&海外】

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①どんでん返し部門

②プロット(物語)完成度部門

③推理小説(謎解き)部門

④トリック部門

⑤一気読み部門

⑥サスペンス部門

⑦短編部門

⑧番外:映像作品部門&私が好きなミステリベスト10+α

おすすめミステリ「トリック」部門

『占星術殺人事件』 島田荘司

密室で殺された画家が遺した手記には、六人の処女の肉体から完璧な女=アゾートを創る計画が書かれていた。彼の死後、六人の若い女性が行方不明となり肉体の一部を切り取られた姿で日本各地で発見される。事件から四十数年、未だ解かれていない猟奇殺人のトリックとは!? 名探偵・御手洗潔を生んだ衝撃のデビュー作、完全版! 二〇一一年十一月刊行の週刊文春臨時増刊「東西ミステリーベスト一〇〇」では、日本部門第三位選出。

島田荘司のデビュー作にして非常に高評価を得ている超有名な本格ミステリ。とにかくこの作品、全編から放たれる名作オーラが凄まじい。

島田荘司作品に共通して言えることですが、とにかく事件のインパクトが強く、掴みが抜群にいい。事件の概要が語られた後、どのように解決するのかが気になって仕方なくなるはず。

トリックは某パクリによってかなり有名になってしまっていますが、私がミステリのトリックと言われて最初に思い出すのは常にこの作品。これからもこれを超えるインパクトはないかもしれないなぁ。

御手洗潔のキャラクターに魅力がありすぎて、一気にファンになったのを今でも覚えています。御手洗に惹かれた方は、この後に斜め屋敷の犯罪→異邦の騎士と一気に読んでしまいましょう!

読者への挑戦状もあるので、謎解きに挑みたいときにも!

結末の衝撃:★★★★★

巧妙な伏線:★★★★★

一気に読ませる:★★★★

話の面白さ:★★★★

完成度:★★★★

おすすめランク:S

『時計館の殺人』 綾辻行人

鎌倉の外れに建つ謎の館、時計館。角島(つのじま)・十角館の惨劇を知る江南孝明(かわみなみたかあき)は、オカルト雑誌の“取材班”の一員としてこの館を訪れる。館に棲むという少女の亡霊と接触した交霊会の夜、忽然と姿を消す美貌の霊能者。閉ざされた館内ではそして、恐るべき殺人劇の幕が上がる!

新本格の代表作家である綾辻行人先生の「館シリーズ」の中の1作。

正直な感想を述べると、全ミステリの中で最も欠点が見当たらない作品だと思ってます。本当に全てが高水準で、完成度が圧倒的に高いです。知名度では『十角館の殺人』が上ですが、私が1番好きなのはこの時計館。同じような方も多いのでは?

ミステリーには意外なトリックがつきものですが、頭の中の映像が一気にブワっと衝撃を受けたのはこの作品が初めて。さらにそのトリックがしっかり物語と関係しているところが他の作品にない素晴らしさだと思います。

十角館の殺人から登場している馴染みのキャラクターがいるのでできれば十角館から読んだほうがいいですが、これ単品でも十分読めるようにできています!

被害者側の視点から殺人が描かれるのですが、これが臨場感抜群で本当に怖いです。ホラーとしても一級品。

結末の衝撃:★★★★★

巧妙な伏線:★★★★★

一気に読ませる:★★★★★

話の面白さ:★★★★

完成度:★★★★★

おすすめランク:S

『奇想、天を動かす』 島田荘司

浅草で浮浪者風の老人が、消費税12円を請求されたことに腹を立て、店の主婦をナイフで刺殺した。だが老人は氏名すら名乗らず完全黙秘を続けている。この裏には何かがある。警視庁捜査一課の吉敷竹史は、懸命な捜査の結果、ついに過去数十年に及ぶ巨大な犯罪の構図を突き止めた。―壮大なトリックを駆使し、本格推理と社会派推理とを見事に融合させた傑作。

本格と社会派を融合させた傑作と言われている一作。こちらは御手洗シリーズと双璧をなす吉敷シリーズです。

電車の中でハーモニカを吹く浮浪者のような老人が、乾物屋で消費税を払わずに商品を購入。店の女主人が追いかけたところ、なんと無表情のまま刺殺してしまう。

雪の降る中走る電車のトイレで死体が消失したという摩訶不思議な事件のエピソードも挟まれ、全く関連のわからない話が噛み合っていく面白さは流石。

社会派ミステリの一面も併せ持っているので、読後の余韻が凄いです。

結末の衝撃:★★★★

巧妙な伏線:★★★

一気に読ませる:★★★★

話の面白さ:★★★★★

完成度:★★★

おすすめランク:B

『容疑者Xの献身』 東野圭吾

 天才数学者でありながら不遇な日々を送っていた高校教師の石神は、一人娘の美里と暮らす隣人の花岡靖子に秘かな想いを寄せていた。 ある日、靖子の前夫・富樫が母娘の居場所を突き止めて訪ねてきた。金を無心し、暴力をふるう富樫を、靖子と美里は殺してしまう。 呆然とする二人を救うために、石神は完全犯罪を企てる。 だが皮肉にも、石神と帝都大学の同期であり、親友である物理学者の湯川学がその謎に挑むことになる。

ミステリの各賞取りまくりの超有名作品。映画化もされましたね。

正直に言うと、ミステリのトリックよりもその人間描写のほうに余韻がある作品ですが、トリック自体も面白いです。探偵が天才なのはよくある話ですが、犯人も天才というのはやはり魅力的ですよね。

映画の方の出来もなかなかにいいので、そちらを鑑賞するのも手。

結末の衝撃:★★★

巧妙な伏線:★★★★

一気に読ませる:★★★★

話の面白さ:★★★★★

完成度:★★★

おすすめランク:B

『すべてがFになる』 森博嗣

孤島のハイテク研究所で、少女時代から完全に隔離された生活を送る天才工学博士・真賀田四季。彼女の部屋からウエディング・ドレスをまとい両手両足を切断された死体が現れた。偶然、島を訪れていたN大助教授・犀川創平と女子学生・西之園萌絵が、この不可思議な密室殺人に挑む。新しい形の本格ミステリィ登場。

ドラマ化されて知名度も上昇した西之園萌絵+犀川創平のコンビ。

近未来的な雰囲気のハイテク研究所で、完全に隔離された真賀田四季博士の部屋から運搬用ロボットに載せられた手足なしの死体が出現する。

博士しかいないはずの部屋でどうして殺人が起きたのか。全ての部屋の開閉のデータが記録される施設でどうやって犯人は部屋に入ったのかという密室トリックが肝。

私は完全に文系の人間なので、理系ミステリと呼ばれるこの作品の本当の面白さには気づけていないかも?w 理系の方は是非!

結末の衝撃:★★★

巧妙な伏線:★★★

一気に読ませる:★★★

話の面白さ:★★★★

完成度:★★★

おすすめランク:B

『斜め屋敷の犯罪』 島田荘司

北海道の最北端・宗谷岬に傾いて建つ館――通称「斜め屋敷」。雪降る聖夜にこの奇妙な館でパーティが開かれたが、翌日、密室状態の部屋で招待客の死体が発見された。人々が恐慌を来す中、さらに続く惨劇。御手洗潔は謎をどう解くのか!?

島田荘司の御手洗潔シリーズ2作目。

この作品はとにかくトリックが強烈の一言。こんなにポカーンとなったミステリもなかなかないですw

トリックの派手さは人を選びますが、占星術殺人事件を読んで御手洗のキャラが気に入っていれば間違いなく楽しく読めると思います。

館内の人間模様もなかなかおもしろくて、火花を散らす英子とクミの掛け合いが面白いw

結末の衝撃:★★★★

巧妙な伏線:★★★

一気に読ませる:★★★★

話の面白さ:★★★★

完成度:★★★★

おすすめランク:B

①どんでん返し部門

②プロット(物語)完成度部門

③推理小説(謎解き)部門

④トリック部門

⑤一気読み部門

⑥サスペンス部門

⑦短編部門

⑧番外:映像作品部門&私が好きなミステリベスト10+α