こんにちは、シュガーです。
最近国会図書館に行くことが多いのですが、国会図書館ってその名前の威厳さから敷居が高い・行きづらいと感じている方もおられるのではないでしょうか。
実際、利用するには登録が必要だったり、持ち込めない物が多数あったり、使い方も普通の図書館と全く違うため、ある程度知識があったほうが行きやすくなるのも事実です。
そんな不安を解消するために、国会図書館について書いてみようと思います。
国会図書館とは?
わが国では、国立国会図書館法(昭和23年法律第5号)により、国内で発行されたすべての出版物を、国立国会図書館に納入することが義務づけられています。
つまり、国内で発行されたすべての出版物が読めるということです。プレミアがついて読めなかったあの本、そういえば前から読みたかったあの漫画。全部読めます。この万能感、ヤバいです。
さらに、国会図書館では資料の貸出(持ち帰り)が出来ないため、話題の最新作であっても読める可能性が高いという点も見逃せません。読みたい本をすぐ読めるという点で、国会図書館に勝る施設はないのです。
PCの持ち込みが可能で電源を使える席も多いので、本を読みながらPCで作業するのにも向いています。
国会図書館のアクセス
国会図書館を利用するには、満18歳以上である必要があります。
そして18歳以上であれば登録さえすれば無料で利用することができます。登録には身分証明書が必要ですが、早ければ3分程度。土日のように混んでいても15分あれば終わります。
アクセスは有楽町線の永田町駅から徒歩1分。丸の内線の国会議事堂前駅から徒歩7分程度。
国会図書館の利用方法とおすすめの立ち回り
- 初回の人は、国会図書館の本館ではなく新館でまず登録を済ませます。
- 登録が終わったら、コインロッカーで持ち物を預け、持ち込む物は用意されている透明の手提げ袋に入れます。
- 入館後、まずは資料の取り寄せをPCから行います。同時に貸し出せるのは資料3点、雑誌10点まで。出来るだけこの時点で資料3点だけでもフルに取り寄せておきましょう。
- 本が届くのは20~30分後。この時間はどうしても空き時間になってしまいます。初回の人は探検するのもいいですし、慣れている方は喫茶に入るのもアリですね!
- 資料が到着しているかどうかはそこら中にある端末で確認します。資料が届いていたら、本館中央の受け取りカウンターで資料を受け取ります。
- 読み終えた資料は速やかに返却し、返却した冊数だけ次の資料を取り寄せしておくのがおすすめです。まとめて3冊返して3冊取り寄せだと毎回20〜30分の空き時間が生まれてしまいますが、1冊返却1冊取り寄せ(その間に他の資料を読む)という立ち回りをすれば空き時間なしで読み続けることができます。
国会図書館におすすめの持ち物と注意点
万能感のある国会図書館ですが、いくつかのデメリットと注意点があります。
- 節電されていて、空調が弱い
- 資料を読みながら飲食ができないので、喉が乾く
- イヤホンの持ち込みができないので音楽が聴けない
- 土曜日は開館時間が短い(資料貸出手続きが16時で終了)
この4点です。
空調が弱いのは割りと致命的で、春から夏にかけては本当に読むのに集中できないレベルで暑いです。扇子かうちわを持ち込むことを強くおすすめします。しんどくなって帰ることになるのは本当に勿体無いので。
喉が渇くのも想像以上に辛いです。特に春から夏はその暑さとの相乗効果でなかなか苦しいです。飲食可能なコーナーもあるので、休憩で喫茶に入るか(値段は安いです)、透明の手提げに飲み物を持ち込んで場所を変えて飲むのが良さそうです。
この点にだけ注意すれば、国会図書館は本好きには天国のような場所です。
都内で行ったことがないという方は、ぜひ一度足を運んでみて下さい!