本日9/14のニンテンドーダイレクト後に体験版の配信が開始された、『project OCTOPATH TRAVELER』。
古き良き時代のドットを使ったRPGとして発表されて以降地味に注目していた作品だったのですが、一言で言えばこれがなかなか面白い…!
既存のゲームで最も近いイメージなのは、サガシリーズかなと。始まり方で言えば聖剣3も近い印象。8人の主人公の内1人を選んでスタートし、他のキャラクターも進行する中で仲間にしていくことができるというスタイル。
とにかく自由度の高い冒険、ロールプレイがコンセプトのようです。
Contents
オクトパストラベラーというタイトルの意味は?
最初はオクトパスがタコの8本足を意味していて、「8人の旅人」という意味なのかなと思っていたのですが、タコ=オクトパスのスペルはoctopusなので少し違っているんですよね。
かといって調べてみた所octopathという単語はなさそうだったので、「道」を意味するpathをoctopusに掛けて、8人の旅人、8人のそれぞれの旅路と意味を付けたかったのかなと勝手に解釈しました。
グラフィックは超美麗とまではいかないが、ドットの良さが味わえる
グラフィックはこんな感じです。
背景がボヤけている点を除けば素晴らしいドット感。奥行きもあるので、SFC後期のゲームが好きだったプレイヤーにはたまらないですよね。
戦闘画面も、古き良きサイドビュー。
そしてボスはサイズ感を無視して圧倒的にデカイのもお約束w 攻撃モーションはありませんでしたが、息遣いのような動きがあります。
BGMが素晴らしすぎる
体験版では2人のキャラクターを選択できますが、私はまず踊子プリムロゼでスタート。
そして最初に感じたのがBGMの美しさ!
ストリングス系でどこか切なさ漂う音楽が物語を盛り上げてくれます。
そして戦闘曲もまた素晴らしい!!一気に引き込まれました。
今のところ私のベストは、プリムロゼのメインテーマかな。次いでオルベリクのテーマ、プリムロゼ編のボス戦闘曲。とにかく良曲多くてたまらぬ。
この作品はランダムエンカウントなので通常の戦闘にはやはり若干のストレスがありますが、このBGMならやっていけそうだと素直に感じました。
音楽担当は体験版クリア後のスタッフロールを見たところ、西木康智さんの模様。クイズマジックアカデミーやフロンティアゲートの曲を担当した方のようですね~。
戦闘システムも簡単に爽快感が得られてGOOD
雑魚戦はハメるのが基本
このゲームの戦闘システムの1番の基本として、
- ターンが回ってくるごとに+αの行動回数がストックされ、それを解放する(ブースト)ことで1ターンに複数回行動orスキルを強化することができる
- 敵には武器種・属性の弱点があり、盾アイコンに表示されている回数弱点を突くことでスタン(ブレイク)し行動不能にできる。さらにブレイク状態の敵にはダメージが大幅に増える
があります。
とにかくこのブレイクでハメるのが気持ちいい。
例えば短剣弱点で盾アイコンに2と数字があったら、短剣キャラでブーストし2回攻撃することでブレイクさせる。
短剣と剣弱点で盾アイコンに2と表示があれば、短剣キャラと剣キャラで1回ずつ殴ってブレイクさせる…など。
ブレイク状態ではダメージが大幅に上昇するので、雑魚戦は
弱点を突いてブレイクさせる→ブーストで高威力のスキルを叩き込んで一掃
の流れが基本かなと感じました。
ボス戦もブレイクが重要になってくる
プリムロゼ編:ヘルゲニシュ戦の攻略
レベルは見事に忘れました。オルベリク編が5だったのでそれに近いかなと。
プリムロゼ編で戦ったボスはブレイクまでの回数が4もあり、プリムロゼのHPの低さから攻撃もそれなりに痛いので、
雑魚戦と同じように「ブレイクさせた後にブーストで高威力のスキルを叩き込む」をやってしまうと、ボスにブレイク解除後たくさんの行動を許してしまうことになります。
なので私は、ブレイク状態時にはブーストを使わず、ブレイクから復帰後にブーストを使って一気に4回攻撃することでできるだけ早く即ブレイクさせるという、じっくりと安全に戦うスタイルを実行しました。
これが正解かどうかは別にして、このように簡単に戦術に幅を持たせることができるのが面白い。
これはまだパーティメンバーが1人(+誘惑して連れてきた町の人1人w)の状態なので、メンバーが増えてくるともっと戦略性が増しそうです。
オルベリク編:ガストン親分の攻略
レベルは5あれば充分です。
オルベリク編では武器を切り替えて弱点を突いていくという、プリムロゼ編にはなかった戦術も。
雑魚を剣の全体攻撃で一掃した後は、通常攻撃を槍に切り替えて親分のブレイクを狙います。
こちらはオルベリクのHPが高く、敵の攻撃も力溜め→強撃しか強いものがないので、槍でブレイクさせた後に一気にブーストして一文字斬りを叩き込む、雑魚同様の基本戦術のほうが安定しそうな感じがありました。
また、弱点だからといって高ダメージが約束されるわけではなく、弱点である槍のMAX一番槍よりも剣のMAX一文字斬りのほうがかなりダメージが出る点も注目でしたね。
フィールドコマンドが面白い
プリムロゼはNPCを誘惑することで、成功すれば1人だけ連れて行くことができるという超ユニークな行動を取ることができます。
こういうのってなかなかないですが、RPGの醍醐味だと思いますね~!凄く面白い。
こんな感じでそこらへんの老人がめちゃくちゃ強そうなスキルを持っているのがわかるだけで既に面白い。邪鬼一閃てw達人感半端ない。
体験版でも2人が合流することができ、そうするとフィールドコマンドもしっかり2つ選べるようになります。
まだフィールドコマンドに関してはオルベリクの「試合」とプリムロゼの「誘惑」しか知りませんが、まだ後6人もいますからね…楽しみすぎる。
物語も大人な雰囲気が漂っていて上品
今の時代にドットで勝負しようというのですから当たり前のようにターゲットは大人ですよね。
まず今回体験で選べるキャラクターの1人であるオルベリクは35歳。おっさんが主人公のゲームは良い。
私はまずプリムロゼ編をプレイしましたが、妖艶な雰囲気でこちらも好み。テキストもなかなか渋いので、個人的にはかなり好みです。
改善点を挙げるなら…
体験版の時点で改善してほしいことといえば、
- Bボタンでのダッシュ、歩きの切り替え(切り替えではなく、おしっぱで歩きのほうがいい)
- ショップで装備購入時、この場で装備するかの選択肢を出す
- 装備画面での即席最強装備コマンド
- ボイスの違和感をなくす(同じボイスを使いまわすが故に、文章から想像するトーンとズレが出てくる)
このくらいかなぁ…。
装備の2点に関しては正直このままでも私は「味」だと感じるので嫌いではないんですが、ちょっと装備変更の際カーソルやボタン入力の回数が多くてストレスだったので。
オクトパストラベラーの発売日は?
9/14のニンテンドーダイレクト時点では、発売日は2018年とまだ曖昧。
全世界同時発売という言葉からかなりの気合が感じられますね…!
今回の体験版で私も購入欲がかなり高まったので、これから情報はチェックしていこうかなという気になりました!
まずは体験版をもっと遊んでみよ~w