こんにちは!シュガーです。
今回はポケモン剣盾もクリアしたしということで、今までにやったポケモンシリーズをランキングにしてみました。
ただ、メジャーな作品でいうとポケモンXYだけプレイしていないのでXYは除外(ただし理由はあるので理由に関しては後に述べますw)して進めていきたいと思います!
あと、ポケモンというゲームの性質上というのもありますがストーリーを何度も遊んだゲームというのがほぼないので、思い出補正が結構かかっている可能性があります。
Contents
8位:ポケットモンスター レッツゴーピカチュウ・イーブイ(初代)
意外と知らない人も多いですが実は初代のリメイク作品。
ポケモンの「進化前のほうが可愛いのに進化させないと弱すぎる」というジレンマから脱却した作品であり、ピカチュウとイーブイが強いのはこの作品ならでは。
ただメインのシリーズでもここをテコ入れする気はないだろうなぁ…。(進化の輝石ですら危ないアイテムですし)
あとピカチュウとイーブイの可愛さがとんでもないことになっており、メインシリーズでも手持ちポケモンをかわいがったりするのが好きな人なら超満足間違いなし。
また、やはり初代ポケモンのテンポの良さを痛感させられますね。最後まで気持ちよくプレイできます。ただ難易度があまりに低すぎて、最後までテンポはいいんですが作業感が強いです。
7位:ポケットモンスター ソード・シールド
個人的に微妙な作品でした。
面白かった部分もたくさんあるんですが、「もうちょっとこうしてれば」という点が非常に多かったです。
この際挙げていくと、
- ワイルドエリアはアイデア自体は最高に面白いが、肝心のポケモンの種類が少ない(結局ここ)
- シンボルで「あ!!あのポケモンがいる!!」となってワクワクして戦闘に入ってもボールが投げられないことが多すぎるためがっかりすることのほうが100倍多い。その時点で捕まえられるやつだけ出てこればいいのでは…。(後で捕まえようとワクワクさせたいのなら、エンカウントする前に見た目で捕まえられないとわからせるべき)
- 数を絞るために人気ポケモンを集めたのならわかるが、なんでこいつらは残ったんだ?というポケモンが普通にめちゃくちゃ多い
(ダゲキとナゲキいつもいるけど愛しているプレイヤーは全体の何割いるのか) - レイドは楽しいが、ステッカーのシステムが不便すぎて通信エラーが多すぎる。フレンドとでないと満足にレイドで組めない
- スポーツを意識したのであろう「ガチな雰囲気」は素晴らしくホップとの最終戦は悔しがる姿を含めて本当にシリーズ屈指の名場面だと思うが、メインライバルのホップの苦悩の描き方が物足りない(上にその後なぜかまたかませ役っぽくなるのが謎
- ストーリー上の悪者に関する描き方が不足しまくっている上に、クライマックスの盛り上がりに水を差すので普通にただただ邪魔
- ストーリーに意外性や驚きは皆無で、舞台はとことん盛り上がっているがストーリー的なエモさが無い。つまるところ見た目だけで中身が薄い…。
- ポケモンを戦わせるのがメジャースポーツのような風潮だけどポケモンってみんな戦うのが好きなのか…?となぜか疑問が湧いてくる(今更すぎるw)
- 育成環境は改善されているようにみえてまだまだ作業感が強すぎる
などなど。
逆に剣盾で良かったなと思う部分は
- ジムの雰囲気と、ジムリーダー戦のBGM(だからこそストーリーにもっとエモさが欲しかった)
- キャラメイクと見た目のカスタマイズ←もはや剣盾の1番のおすすめポイントになってしまった
- ワイルドエリアとレイドというアイデア。だいたい寄り道に夢中で先に進めないゲームは良ゲーの法則
かなと。
ワイルドエリア、レイドという寄り道コンテンツは本当に最高で、ここでもっと好きなポケモンをたくさん捕まえられたら最高だったんじゃないかなと思います。
この先の可能性を感じられる作品には充分なっていたかなと。
ただ、最近シリーズものは過去作を大きく超える面白さのものが連発している(ゼルダ、スマブラ、ドラクエなどなど)中、ポケモンは全然だなと感じたのは確かです。
6位:ポケットモンスター サンムーン(SM)
Z技の第一印象は「イナズマイレブンかよ!」というもので、ゲーム自体もテンポの悪いチュートリアルの連続と非常に臭う滑り出しだったんですが、最後までプレイしてみると結構おもしろかったなという印象です。
特筆すべき点としてはやはりBGMがかなり頑張っていて、名曲が非常に多く生まれたということと、ライバルのグラジオのキャラクターがよすぎること(中二病でツンツンしてるくせに手持ちはなつき進化だらけ)が挙げられるかなと。
ジムバッジを集めるといういつものお決まりがなくなりましたが、人数が減ったことを除いては普通に良かったと思います。
育成環境も結構整っていて、初期の対戦は結構楽しかったです。
ただ、ウルトラサン、ウルトラムーンを「新しい冒険」と銘打って売り出したのは許していません………。
5位:ポケットモンスター ダイヤモンド・パール(DP)
ダイパといえば、普通に面白かった記憶しかないし好きな作品なんですが、
逆にダイパならではのなにかをあまり覚えていないため上位と比べると下になってしまっている作品です(まだリメイクされてないのが大きいかもしれませんね)
ただ技のタイプに依存せず物理・特殊技が分かれたのは非常に有能で、このダイヤモンド・パールをもってポケモンのシステム面が一旦完成したという印象があります。
ここまでは本当に硬派に進化を続けてきているんですよね。新システムに頭の中ではてなマークがつくことはなく、純粋に進化しているなという印象です。
4位:ポケットモンスター オメガルビー・アルファサファイア(ORAS・ルビー・サファイア)
第3世代のリメイク。
この頃はまさに安定感のあるポケモンといった感じで、普通にめちゃくちゃおもしろいです。
ルビサファの特筆すべき点としては、伝説ポケモン、グラードンとカイオーガの存在感の強さ。私の中で未だにこの2匹を超えるインパクトのポケモンはいないですね。
ポケモンに「特性」という新しい風を吹かせた作品であり、これは本当に素晴らしいシステムだなと思います。
そしてバトルフロンティアに代表されるように、初めてゲーム内で「ガチ」への扉が用意された作品で、ガチ勢を多く生み出した作品なのではないかなと。
リメイク版でよかったのが、明らかに不遇でいつもネタにされていたグラードンが強化されてしっかりカイオーガの相手として名実ともに存在感を増したこと、そしてミツルのBGM追加などに代表されるように演出面が強化されたことです。
また、ポケモンきってのバトル曲の名曲「戦闘!伝承者ヒガナ」を生んだ功績も非常に大きいです。
3位:ポケットモンスター ブラック・ホワイト(BW)
ストーリーが最も面白かった作品です。
ポケモンは人と一緒にいて辛くないのか?解放されるべきではないのか?というテーマは今のポケモンでも正直感じることがあるところで、これをメインに持ってきたのは素晴らしかったと思います。
Nという強烈なキャラクターの魅力はもちろんですが、主人公・チェレン・ベルという最初の街から旅立つ3人組の成長物語としても一級品で、特に10番道路の哀愁ある名曲をバックに繰り広げられる3人の会話が最高です。
最初は同じ街から旅立った3人がそれぞれ違う道に進むことになるけれど、だからこそお互い助け合うことができるというメッセージ性は子供向けゲームとしても素晴らしいものだったと思います。こうやってまだ覚えてる時点で名作なんですよね。
発売当初は新ポケモンしか出てこないことが賛否両論あったように思いますが、ポケモンのモデルを作るのに手一杯で他がおろそかになるのであれば新ポケモンだけでまた作ってもいいんじゃないかって思います。
ただ、ピンチでBGMで変わるのは本当にいらなかったですw続投しなくてよかった。
2位:ポケットモンスター ハートゴールド・ソウルシルバー(HGSS・金銀)
神ゲーです。
というかポケモンって、未だに金銀の「クリア後にカントー地方にいける」というサプライズ&ワクワクを越えられていないし、ボリューム面でも越えられていないと思うんですが、どうなってるんでしょう?
BGMがしっかりアレンジされていたり、カントー地方のジムリーダーともう一度出会える(しかも強化されている)という感動は本当に一言では表せませんでした。
ストーリー攻略時のパーティを作る楽しみもピカイチで、本当に好きなポケモンの中から悩みに悩んでパーティを作るくらい選択肢が豊富だったように思います。
「ストーリーを最後までプレイする」というところに絞って考えるのであれば最高に満足度が高いゲームで、イチオシの作品です。ポケモンをストーリーだけやりたいという人がいれば私はこのHGSSをおすすめします。
1位:ポケットモンスター ブラック・ホワイト2(BW2)
神ゲーです(2回目)。
もう何から何まで神ゲーでここで自分のポケモンは現状終わったといっても過言ではありません。
特筆すべき点は、
- メガシンカやZ技などなどがなく、パーティの6匹全員が公平に輝いていた最後のポケモン(最重要)
- 上に関連して、メガシンカ、Z技、ダイマックスのような派手な演出がなく、硬派だった最後のポケモン
- 対戦環境がシリーズ最高におもしろかった(ドラゴンと格闘が無双していたのも確かなので、あくまで個人的好みの意見)
- PWTに過去シリーズのジムリーダー、チャンピオンが努力値も振ったガチ構成で登場し、BGMもまさかの全曲アレンジという異常な作り込み
- ライバルのヒュウが性格的にかっこよく、いいライバル(
でも「今からいかるぜっ!」は謎) - ストーリーも物語がしっかり終わってから最後を飾るようにポケモンリーグに行くのがアツい
と、もう集大成感がMAX。
これ以降のポケモンってこんな集大成感が全くないんですが、どうしたんでしょう。本当にストーリーもボリュームも物足りない作品ばっかりになってしまった…。
対戦環境が楽しかったというのはあくまで個人的意見(特に好きなポケモンがみんな強かったから好きだったというのは大きい)ですが、きっとメガシンカのように誰か一匹が主役化するのではなく、全員が公平なのがよかったという私のようなプレイヤーは結構いるんじゃないかと思ってます。
そしてゲーム面ではなんといってもPWTの存在が凄まじい。
正直全曲アレンジされていたのは心の底から驚いて、ポケモンシリーズで作り込みに驚いたのはこれが最後です。
しかも過去ジムリーダーやチャンピオンがみんな努力値まで振って持ち物もガチになって登場するという感動。レッドやグリーンとガチバトルができるなんて。文字通り本気であのトレーナーたちとぶつかれる、素晴らしすぎるコンテンツでした。
そして最初に未プレイだと言ったXYを遊ばなかった理由が、このBW2からの落差をとてつもなく感じたことでした。
特にBW→BW2と大人向けの雰囲気が一気に増してきていて満足度も非常に高かったので、スルーしてしまったんですよね。
実際ポケモンが大きく変わりだしたのはXYからだと思っていて、それ以降の作品は手放しで褒められなくなっているのが現状です。これを懐古厨って呼ぶんだよなぁ…。
おわりに
こう書いていると、過去作をまたやり直したくなってきますね…。
どうしてもポケモンって1つのセーブデータが大切で最初からなかなかやり直せないので、ストーリーを忘れがちになりますよね。
特にBW,BW2,HGSSの3つが今プレイしたくて仕方ない…w
この記事をきっかけに、思い出に浸ることができたのなら幸いです。
ここまで読んでくださり、ありがとうございました!