実質中身は『バットマン&スーパーマン』?
バットマンがスーパーマンと戦う理由は前述の通り、『力を持ちすぎる者は危険な存在になる』ということで納得が行きました。
じゃあスーパーマンはなんでバットマンと戦うことになるのか。
それはレックス・ルーサーがスーパーマンの育ての母親を監禁し、バットマンを殺してきたら助けると脅したからです。うーん。
そんなことで戦う程アホなスーパーマンではありません。スーパーマンはバットマンに協力を要請して母親を助けようとします。
ですが過去の事件からイライラが募っていたバットマンは既にキレていて、話も聞かず戦いに突入。(そこまでキレるのに納得できず…)
バットマンはレックス・ルーサーの会社から盗んだクリプトナイトというスーパーマンの唯一の弱点である鉱物を自慢の技術で改造し、それを使うことでスーパーマンを弱体化させながら戦います。
バットマンはスーパーマンを追い詰めますが、その時にスーパーマンが「マーサが死んでしまう」と発言。
またその瞬間に私の頭の中は混乱しまくり。オープニングのブルース(バットマン)の過去で、マーサという名前が出てきていたからです。
「マーサってブルースのお母さんじゃないの…?もうまた訳わかんなくなってきたぞ…」
ブルース「何故マーサを知っている!!!」
私の心の声「ホントだよ!お前なに言ってんだ!」
スーパーマンの彼女「マーサは彼の母親の名前よ!」
スーパーマンの育ての母親とバットマンの母親は同じ名前だったのです。
なんじゃそりゃーー!!
もう既にマーサを失っているバットマンは、マーサを失いたくないスーパーマンに感情移入します。親父はパパスか?
そこから二人は共闘関係に。そらそうよ。元々戦う理由が弱すぎるんだよ…。
というわけで、バットマンvsスーパーマンは数分で終了。ここからはバットマン&スーパーマンが始まります。
映画史上最大のインフレバトル開幕
ゾッド将軍というクリプトン人を自分の血で超生命体ドゥームズデイとして復活させたレックス・ルーサー。
血を使えば復活ってのもよくわからなかったのは置いておきます…。
このドゥームズデイが強い強い。スーパーマン以上の強さなんですからもう以下略です。
どれくらい強いかというと、吠えただけで見たこともないような派手なエフェクトで周りの広範囲が焼け野原になります。世紀末です。
スーパーマンはこの化物を宇宙の彼方まで持って行こうとします。そこに大統領が核兵器発射。この間約数分。超展開についていくだけで必死。
核が爆発した空を見て、「なんてこった…」なバットマン。
ですがなんてこったなのはそこではない。スーパーマンもドゥームズデイも死なないからです。むしろ強くなってさらに手が付けられなくなりました。確かにこんな奴地球上に置いといたらだめだわwww
そしてこの戦いにワンダーウーマンも参戦。彼女はスーパーマン並に強い女戦士で、劇中にちょくちょく登場していた女性の正体がこのワンダーウーマンでした。
もうここからは何が何やら。バットマンは人間ですからでしゃばることもできません。
この派手なサイヤ人の戦いを見ていると、アベンジャーズはクリリンやヤムチャの戦いに思えてきますねw
スーパーマン、死す。
どうしようもないこの戦い。
唯一の活路はバットマンが作ったクリプトナイト製の槍でした。それを突き刺すことでドゥームズオブデイを倒せると。クリプトナイトの槍を持つだけで弱ってしまうスーパーマンですが、彼は覚悟を決めます。
ワンダーウーマンの斬撃とバットマンのクリプトナイト銃の連携で動きを鈍らせたところに、スーパーマンが槍で突っ込む。ドゥームズデイもただでは死なずスーパーマンを道連れに…。
なんとスーパーマンは、帰らぬ人になってしまいます。
ジャスティスの誕生とは、これから始まる派生作品の始まりを指す?
スーパーマンの死を受けて、バットマンは彼の意思を引き継ぐことを決意します。
そして、ワンダーウーマンに仲間を探そうと呼びかけます。
これがいわゆるジャスティスリーグの始まりになるのですね。
※ジャスティスリーグとはDCコミックのヒーローチーム。マーベルでいうところのアベンジャーズだと思えば理解が早いか。
刑務所に入れられたレックス・ルーサーも、『これが始まりだ』という旨の発言をし、戦いが終わっていないことを予感させます。
最後にスーパーマンの棺の上の土が浮かび上がった瞬間にエンドロールです。やっぱり生きてますよね!核でも死にませんからね、スーパーマンは!
マーベルのアベンジャーズシリーズだけでなく、こちらのDCコミックのジャスティスリーグもこれから出来る限り追いかけて行きたいと思います。いや~インフレしてたな~!笑