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ロンとハーマイオニーの娘が消えた…?
アルバスとスコーピウスは、セドリックを魔法学校対抗戦の途中で脱落させることで、ハリーと一緒にヴォルデモートの元に行ってしまった過去を変えようとします。
ドラゴンと対峙したセドリックから武装解除の呪文で杖を奪い失格にした二人。
無事計画を達成したと思って現代に帰ってきたアルバスとスコーピウスですが、
なんとその現代ではロンとハーマイオニーは結婚しておらず、アルバスとスコーピウスの同級生であるロンとハーマイオニーの娘、ローズは存在自体が消えてしまっていました。
その時代ではセドリックの脱落はダームストラング校のスパイによるものだと思われ、ハーマイオニーはビクトール・クラムとダンスパーティに行かなかったのです。
その結果ロンがヤキモチを妬くことがなく、二人が意識し合うこともないまま…。普通に二人は友人としてダンスパーティに出てしまいましたw(しかもその後ロンが正史で最初に踊ったパドマ・パチルといい感じになって結婚したというのは笑えます)
セドリック・ディゴリーが死喰い人に!?
ローズの存在自体が消え、なんとかしなくてはならなくなったアルバスとスコーピウス。
次は水中からパートナーを救い出す第二回戦の時に戻ります。
正史では泡頭の呪文を使って優秀な成績を残したセドリックですが、二人は肥大の呪文をかけてセドリックをブクブクに太らせて水面に浮上させ(それどころか空にまで飛ばして周りに「ロンはハーマイオニーが好きだ」という花火まで爆発させるw)失格にしてしまいます。
これで大丈夫と現代に戻ったアルバスとスコーピウスですが、次はなんとハリーがヴォルデモートとの戦いで死んでいて、ヴォルデモートが支配する世界に変わってしまっています。
混乱する二人ですが、その原因はセドリックにありました。観衆の前で恥をかかされたセドリック・ディゴリーは大きく性格が狂い、なんと死喰い人になってしまったのです。なんという闇堕ち。(そりゃ肥らせ呪文であんな目に遭わせたらキレるわwww)
死喰い人になったセドリックは、ネビル・ロングボトムを殺害。ネビルはホグワーツ決戦でナギニ(ヴォルデモートの蛇)を倒すという超重要な役割があるので、ネビルがいないとハリーは勝てずに負けてしまったというわけです。
ハリーが死んでしまったこの現代では、当然アルバスの存在自体も消えています。ここからはスコーピウスが一人奮闘することに。
我らがスネイプが再登場
ホグワーツ決戦の展開が変わったことで、この現代ではスネイプが生きていました。
スコーピウスは、自分の時代ではハリーが生きていること。スネイプがどんなに勇気のある人で偉大な人であるか聞いていること。ハリーが息子にセブルスという名前を付けて誇りに思っていることを伝えます。
心を動かされたスネイプはスコーピウスが別の未来から来たことを信じ、ロンとハーマイオニーに会わせます。
この時代ではスネイプとロン、ハーマイオニーが最後の戦士でした。(特にハーマイオニーが乱暴な口調でめちゃくちゃ戦士っぽいのが面白いですw)
スコーピウスは彼らの協力を得て、2つの時代改変をもとに戻すことに成功します。
これでめでたしめでたし…?
黒幕はヴォルデモートの娘だった
しかし…この時代改変は仕組まれたものでした。
黒幕はエイモス・ディゴリーの姪を名乗っていたデルフィー。
彼女は実は…ヴォルデモートとベラトリックスの間に産まれた娘だったのです。
デルフィーはアルバスとスコーピウスを巧みに動かし、過去を改変することでヴォルデモートを蘇らせようとしていました。
デルフィーはアルバス、スコーピウスを連れて1981年に移動。この時代は、ヴォルデモートがリリーとジェームズを殺し、またハリーをも殺そうとしたあの時でした。
さらにデルフィーは逆転時計を破壊し、アルバスたちは時を移動できなくなってしまいます。
親と子の絆、そして友情の物語
アルバスはなんとか父親であるハリーに助けを求めようとします。
そこで思いついたのが、ハリーから貰った毛布のことでした。
ハリーはアルバスに、古い毛布の贈り物をしていました。それはハリーが赤ちゃんのころに使っていたもので、親との唯一の思い出の品。アルバスはその贈り物をバカげたものだと放り出してしまっていたのです。
アルバスは、1981年のその毛布に助けを求めるメッセージを刻みます。
ハリーたち現代組はアルバスたちが今どの時代にいるのか突き止めようがありませんでしたが、現代の毛布に浮き上がったメッセージを見て、過去のアルバスからのメッセージだと気づきます。
ハリーたちは過去に移動する術を持ちませんでしたが、ドラコ・マルフォイが時間制限のない本物の逆転時計を所持していました。
ドラコは自分がタイムトラベルできると世間に知られると、スコーピウスがヴォルデモートの子だという噂がさらに信憑性を増すため、逆転時計を所持していることを隠し続けていたのです。亡くした妻に会いたいという気持ちを抑え続けながら…。
しかし、ドラコは自分の息子とハリーの息子を取り戻すために逆転時計をハリーに手渡します。
この話ではハリーとドラコは友人そのものでしたね。純粋に読んでて嬉しかったです。
デルフィーの野望を打ち破ったハリーやアルバスたち。
この一連の騒動を共に乗り越えた親子には、より一層大きな絆が生まれていました。
ハリーは自分がどうやって親をやっていったらいいかわからず手探りなこと、アルバスも息子として努力するとお互いが素直な気持ちを伝え合い、この物語はハッピーエンドを迎えました。
最初は後日談のようで本編同様面白いのか不安もあった作品でしたが、満足できる一作に仕上がっていたと思います。
本編と比べて台本調なのでちょっと読みにくかったり、訳が本編以上に変だなと感じる部分もあったのですが、読んでよかったと思えた一作でした。久々に一作目から読みたくなりましたよ…!
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