こんにちは!シュガーです。
FODプレミアムで、古畑任三郎シリーズをイッキ見してます。
本当に久しぶりに見てるんですが、やっぱり面白いですね~。各話の脚本はもちろん、元ネタの刑事コロンボは全話かなりの回数見てるので、オマージュのシーンにはすぐに気づくんですよねw
今回は古畑任三郎シリーズを面白さ3段階+1に分けて各エピソードを紹介してみたいと思います。
Contents
- 1 古畑任三郎シリーズのおすすめエピソードランキング
- 1.1 おすすめ度★★★(かなり面白い)
- 1.2 おすすめ度★★(面白い)
- 1.2.1 シーズン1 第7話「殺人リハーサル」 ゲスト:小林稔侍
- 1.2.2 シーズン1 第8話「殺人特急」 ゲスト:鹿賀丈史
- 1.2.3 シーズン1 第11話「さよなら、DJ」 ゲスト:桃井かおり
- 1.2.4 シーズン2 第2話「笑わない女」 ゲスト:沢口靖子
- 1.2.5 シーズン2 第5話「偽善の報酬」 ゲスト:加藤治子
- 1.2.6 シーズン3 第2話「忙しすぎる殺人者」 ゲスト:真田広之
- 1.2.7 シーズン3 第3話「古畑、風邪をひく」 ゲスト:松村達雄
- 1.2.8 シーズン3 第8話「完全すぎた殺人」 ゲスト:福山雅治
- 1.2.9 スペシャル 「黒岩博士の恐怖」 ゲスト:緒形拳
- 1.2.10 スペシャル 「ラスト・ダンス」 ゲスト:松嶋菜々子
- 1.3 おすすめ度★(まぁまぁ、普通に面白い)
- 1.4 おすすめ度☆(ちょっとひどくない?w)
- 2 古畑任三郎シリーズ、今見直しても大体のエピソードは面白い
古畑任三郎シリーズのおすすめエピソードランキング
おすすめ度★★★(かなり面白い)
シーズン1 第1話「死者からの伝言」 ゲスト:中森明菜
記念すべき第1話。中森明菜が犯人役のエピソード。
いきなりコロンボの「死者のメッセージ」のオマージュエピソードですよね。あちらを知っていると、「あぁそうやって閉じ込める殺し方しちゃうとバレないようにダイイングメッセージ残されちゃうよ」って思ってしまうというw
案の定その通りの話なんですが、被害者に殴られたような跡があったり、ダイイングメッセージにもかなりひねりがあって面白いです。
シーズン1 第2話「動く死体」 ゲスト:堺正章
堺正章が犯人役のエピソード。若すぎてビビる。笑
殺害の偽装工作をした後にお茶漬けを食うというインパクトある始まり方(永谷園の昔のCMを思い出すw)。最後にわかるこの理由がなかなか面白い。
懐中電灯の下りは緊迫感のあるいいシーンでお気に入りです。最後の決め手になるリフトの昇降について突きつけるシーンも鮮やかでいいですね。
シーズン2 第1話「しゃべりすぎた男」 ゲスト:明石家さんま
明石家さんまが犯人役のエピソード。
今泉が犯人に仕立て上げられて、それを明石家さんま演じる弁護士の犯人が弁護。
刑を軽くするために、「殺意はなかったが犯行自体は認める」ように指図されてどんどんピンチになるというちょっと法廷ミステリ風の展開が上手くて面白いです。
明石家さんまが犯人役とかどうかなと思いましたがいい感じでした。法廷で推理ショーするのも見た目に華があっていいですね。最後の決着になる手がかりも切れ味抜群で説得力も最高レベル。
古畑任三郎シリーズではスペシャルを含めてもこのエピソードがダントツで面白いと思います。同意見の人も多いんじゃないかな?そう思えるくらいダントツでした。
スペシャル 「今、蘇る死」 ゲスト:藤原竜也&石坂浩二
藤原竜也と石坂浩二がゲストのエピソード。こちらもスペシャルなのでDVDで鑑賞。
スペシャルらしい、気合の入った構成が魅力的。キャストもいいですね~。ゲストでこの2人は豪華すぎる。
ただ、スペシャル特有の問題で、正直展開がだらだらしているのでちょっと長く感じます。普通の時間に圧縮されていたらかなり良かったと思うんですが。
スペシャル「フェアな殺人者」 ゲスト:イチロー
イチローが犯人役のエピソード。こちらはFODプレミアムにはありません。
ミステリにも古畑にも興味がなくてもこれだけは観たという人も多いのでは。私もこれはテレビで観たの覚えてるなぁ…w
ミステリというか、もはや映像作品としての価値が圧倒的に高いエピソードですよね。しかもNGを出さずにやりきったとかなんとか。すごすぎて笑うしかない…w
内容も殺し方はちょっとツッコミどころがあるような気がしますが、犯人の人間性もやっぱり素晴らしいし、動機もいいし、名シーン…というかサービスシーンも非常に多い。必見のエピソードですね。
おすすめ度★★(面白い)
シーズン1 第7話「殺人リハーサル」 ゲスト:小林稔侍
小林稔侍が犯人役のエピソード。
時代劇を愛するスターが作品を守るために殺人を犯す。コロンボの名作「別れのワイン」を意識して作ったような気がしないでもない事件ですね。
やはり同情できるタイプの犯人のほうが好きです。
シーズン1 第8話「殺人特急」 ゲスト:鹿賀丈史
鉄板の列車もの殺人。
列車ものの殺人で鹿賀丈史がゲストって島田荘司の吉敷シリーズの『北の夕鶴2/3の殺人』を思い出しますね。意識しては…ないかもだけど。w
この事件も最後の決め手がなかなか見事で見応えあります。
シーズン1 第11話「さよなら、DJ」 ゲスト:桃井かおり
桃井かおりが犯人役のエピソード。
これは事件というより、桃井かおりのオーラに釘付けになってしまう話。同性にもめちゃくちゃモテるだろうな…って思ってしまったw当たり前すぎる。
シーズン2 第2話「笑わない女」 ゲスト:沢口靖子
沢口靖子が犯人役のエピソード。
犯人が誰かはもう明らかにバレバレで犯罪としてはお粗末すぎるんですが、ホワイダニットに特化したエピソードで、最後に明らかになる動機が好き。
それにしてもあの3色マッシュポテト、一口だけ食べてみたい。笑
シーズン2 第5話「偽善の報酬」 ゲスト:加藤治子
加藤治子が犯人役のエピソード。
これも事件概要自体はなかなかバレバレなんですが、最後に判明する凶器がなかなか面白い。この歳の犯人なのにナイスアイデアでしたね。
シーズン3 第2話「忙しすぎる殺人者」 ゲスト:真田広之
真田広之が犯人役のエピソード。
忙しすぎる殺人者が「ながら」で人を殺すっていうぶっとび具合ですが、それ故にアリバイを崩すのが難しい。
解決の決め手になる「総当たり」が気持ちいいですね。
シーズン3 第3話「古畑、風邪をひく」 ゲスト:松村達雄
松村達雄が犯人役のエピソード。タイトルのせいでネタ回にしか見えないんですが、かなりの良回。
古畑が風邪をひき、その療養のために近くにあった村に立ち寄ることに。
村ぐるみの犯罪で、殺害した被害者そのものの存在自体がなかったことにしようと口裏を合わせるという新しいタイプ。
解明されるカギなどは正直あまり…なんですが、話自体が面白いのと終わり方の余韻がいいですね。
シーズン3 第8話「完全すぎた殺人」 ゲスト:福山雅治
福山雅治が犯人役のエピソード。そして殺されるのは板尾っていう。笑
プレゼントに爆弾を仕込んで遠隔で殺すことで現場に立ち入らずに被害者を殺害。どうしても現場に確実な証拠が残らないので、視聴者としても何が最後の決め手になるのか気になる点が面白い…んですが、ここの決め手はちょっと気持ちよさに欠けますね。
ただ疑うきっかけになったところは面白いです。
スペシャル 「黒岩博士の恐怖」 ゲスト:緒形拳
緒形拳がゲストのエピソード。こちらはスペシャルなのでFODプレミアムでは観れません。
シーズン3で主要キャラクターになる西園寺くんと花田が初登場。
事件の構成自体は複雑でかなり面白いんですが、スペシャル特有のだらだら感で間延びしているのが残念。
普通の40分のエピソードならかなり面白いのになぁ。
スペシャル 「ラスト・ダンス」 ゲスト:松嶋菜々子
古畑任三郎シリーズの最後のエピソード。
イチローの回が面白かったので続けて観たのを今でも覚えています。
完成度ではイチロー回のほうが数段上だなと思いますが、こちらもひねりがあって面白いです。ただ事件のネタには早期で気づけちゃうかも。
おすすめ度★(まぁまぁ、普通に面白い)
この記事に載せていない残りの回がここにあたります。
ここまでのエピソードは正直何回も繰り返し観ても楽しめると思います。
おすすめ度☆(ちょっとひどくない?w)
シーズン1 第9話「殺人公開放送」 ゲスト:石黒賢
石黒賢が犯人役のエピソード。
バレバレな上に犯人がダサすぎ&哀れすぎてもはや見てられない…w
古畑にだけじゃなくて番組上でも論破されまくりで追い詰められてるっていう悲しみ。
シーズン3 第9話「雲の中の死」 ゲスト:玉置浩二
玉置浩二が犯人役のエピソード。
タイトルからはかなりワクワク感があるんですが、この事件も相当酷いw
典型的事故&それで死ぬ!?ってことに加えて、目撃証人の子供を連れて調査してるとき、タイミングよく窓の外を観てただけでスルーってそりゃないよw
その上古畑もほとんど事件にかかわらないっていう。
古畑任三郎シリーズ、今見直しても大体のエピソードは面白い
ちょっと酷いかなと思ったのは最後に挙げた2つくらいで(これらも別につまらないわけではない)、ほとんど全エピソードが今見ても面白いです。私も随分久しぶりに観たのでテンション上がりました。
この記事を観てなつかしくなった方は、私と同じようにFODプレミアムでイッキ見してみて下さい。1ヶ月無料期間があるので余裕です!似たところでいえば踊る大捜査線の劇場版なんかも観れますよ~!
スペシャルだけは観れませんが、ぶっちゃけイチロー回以外は別に観なくてもいいかな…くらいの感じだと思います。