こんにちは!
今日紹介するのは仕事への向き合い方に参考になる一冊。
Contents
世界中の上司に怒られ、凄すぎる部下・同僚に学んだ『最強の働き方』
まず目についたのが「世界中の上司に怒られ、凄すぎる部下・同僚に学んだ」という部分。
著者のムーギー・キムって何者なんでしょう?
背表紙によると、外資系の金融企業で働いた後、グローバル・コンサルティングファームで多くの国際的なコンサル業務をこなし、今では投資業務がメインだとか。バリバリだぁ…。
でも内容はなかなかユニークな書き方で面白い
この本は新人・中堅・ベテランを問わず「ビジネス研修・社会人研修の教科書」として最適な一冊とのことで、対象を選ばないすべての人に読んで欲しい一冊に仕上がっています。
アマゾンの商品紹介でも、
【空前の売れ行き!発売5週間足らずで14万部突破!海外からも翻訳オファー殺到!】
【アマゾン4日連続「総合1位」獲得!リアル書店でも続々ランキング1位!】
【著名書評サイトでも絶賛!(ビジネスブックマラソン、ダ・ヴィンチニュース、アカデミーヒルズ会員制ライブラリー等)】
【様々な企業で、社内研修教材に採用続出!】
と、抜群の人気であることが伺えます。
目次は
- 一流の基本
- 一流の自己管理
- 一流の心構え
- 一流のリーダーシップ
- 一流の自己実現
となっていて、そこに合計77の教訓が紹介されており、章末のまとめも充実。
読みやすさと読者にとってのお得感を重視して書いたとの言葉通り、非常に読みやすく、何度も読み返しやすい構成になっています。
バリバリの著者が書いたビジネス書なら内容もガチガチなのかと思いきや、中身の文章はユーモアに溢れていまして、クスッと笑えるようなオーバーな表現も多く、ビジネス書でありながら楽しく読めるのが嬉しい。手元に置いておきたい一冊になっていると思いました。
オーバーな表現が面白かった部分を、いくつか紹介してみます笑
メモを取らない部下ほど憎たらしい生き物はこの世に存在しない
「この人、すごい勢いでメモっとるな…」
とにかく仕事ができる人はメモが鉄壁。
仕事ができて信頼される人というのは、「この人にまかせておけば、言ったことは正確に理解され、漏れなく実行してもらえる」という安心感を与える。
また、重要でない話でもメモを取りながら聞くことで、可愛げが増す。
メモを取る習慣は、できる部下だけでなくできる上司の共通点でもある。ためになると思った知識は絶対に逃さない姿勢は学習習慣の現れだからである。
それはその通りだと思いつつ、それより憎たらしい生き物が存在しないというオーバーな書き方が面白いw
「この人、いつまでグラスを磨いとるんや…」
著者お気に入りのバーで、バーカウンターの店員さんがずっと一つのグラスを磨いている場面について。
ライトに何度も照らして水滴の跡や手垢がついていないか、ダイヤモンドの鑑定技師かと思わせる真剣な目つきで、グラスを磨き続けている。「これ以上磨くとガラスが発火して爆発し、辺り一帯に山火事が起こるのでは?」と思わせるほど、地道な基本作業に全身全霊を傾けて打ち込んでいるのだ。
グラス磨きを山火事に持っていくその表現にクスリ。
とにかく一流の仕事とは一流の基本の積み重ねであるという話なのですが、この話一つでもとても読みやすい話が例に出されていて非常に読みやすいですよね。
そんなこんなでアマゾンでもカテゴリーでベストセラー第一位(2016/9現在)のこの一冊。モチベーションを高めたい人におすすめしたい一冊でした!