ゼノブレイド2

【レビュー】ゼノブレイド2のサントラはとてつもない名盤だった

こんにちは!シュガーです。

ゼノブレイド2のサウンドトラック、限定版CDが届きました!

 

ゼノブレイド2サントラ外観

このボックスを開けると…

ゼノブレイド2サントラ限定版

ヒカリとホムラが!このカード、厚紙になっていて質感もいいです。

しかも裏にはなんと作曲陣のサインが。某ゲームがサインでネタにされていましたが、これはめちゃくちゃ嬉しくてテンション上がりました。

右上の栞みたいなカードはホムラとヒカリで裏表になっています。もちろん勿体無いので使いませんw

左下の冊子は本当に神でした。なんと120ページ以上の特大ボリュームで、各楽曲のエピソードとインタビュー、作曲の流れやレコーディングの流れ、そしてイベントシーン作成の流れや特別座談会など文字通りの至れりつくせり。これはすんごいわ。

 

CDは6枚組のこちらも超豪華仕様。

そしてとにかくこのサントラ、聴いてみるだけでかなりの驚きがあったんですよね。

戦闘曲やフィールド曲が名曲だらけなのはもう常識ですが、それ以外の曲に名曲があまりにも多すぎます。どこで使ってたのか、そんなに頻繁に使われていなかったであろう曲のクオリティが高すぎて発見の連続です。

今回はそんな発見があった楽曲について軽く感想なんて書いていこうかなと思います。

今だけのお得情報 Audibleが10/3まで2ヶ月無料!まだハードカバーの新作もオーディオブックで聴き放題なので、本を買うより圧倒的にお得だという事実がヤバいです。最近話題の『爆弾』がとてもよかったです!

『交わる剣』かっこよすぎ

めっっっっっっっっっちゃカッコいい。

ゲーム内では最初にレックスが復活してメツに向かってダッシュするところ(うぉぉぉぉ!!)でかかりましたよね。

その時に鳥肌たったのは覚えてるんですが、フルで聴いたのはこのサントラが初めて。

作曲は平松さん。『Counterattack』や『さらに名を冠する者たち』など、ゼノブレイド1の曲をかなり意識して今作のサウンドを作られていたようですが、個人的にこの曲は1で1回しか使われなかった名曲『引けない戦い』を思い出しました。そんでもってこの『交わる剣』のほうが好きです。この曲がただのイベント曲って豪華すぎないか。

『行く手を阻む者たち』がリミックスされている

視聴動画の時点でわかったことですが、なんとサントラ用にリミックスされてる!!

できればゲームverと両方入れてほしかったのが本音ですが、このリミックス版も大好きなので私は問題ありません!

余談ですが、個人的に『Monster Suprised You』と曲のイメージがちょうど入れ替わりだったり。リズム感もあちらのほうが1の『行く手を阻む者』に似てるし。

『君と歩く道』&『哀惜』

今作最強の泣かせイベント曲のタイトルがやっとわかったでござる。

ゼノブレイド1に続き、ACEが作るイベント曲のドラマチックさは本当に凄い。1の頃からACEの曲は戦闘もいいけどドラマチックなイベント曲こそ最高なんだと言い続けてきたんですけど、冊子に別れの曲が得意分野だと書いてあってやっぱりそうだよねと思いました。

冊子によるとこの2曲を含めて別れ系の曲は11曲書いたとのことですが、他の9曲聴きたすぎてヤバい…。

『決別』〜『君との未来』

エンディングで使われる2曲で、今作最高のBGMの一角だと思っていたんですが、やっぱり作曲は光田さんだった〜!!!天才すぎる…信者になる以外の選択肢がない。(※すでに信者)

特に『君との未来』は本当に大好きな曲です。聴くだけで泣けるわこれ。徐々に音が増えていくその展開にストーリーが重なってたまらない。

『Drifting Soul』の一人称が「僕」

地味に驚いたのが、『Drifting Soul』の歌詞の一人称が私ではなくだったこと。

これ結構感動した人多いんじゃないかな…。

歌詞に出てくる「ヤコブの梯子」というのはWikipediaによると、

惑星などの表面から静止軌道以上まで伸びた(概念上の)エレベータの愛称。軌道エレベータを参照。

軌道エレベータを表しているらしく、この軌道エレベータの見た目が、

見事にゼノブレイド2の世界樹ですね…。

 

さて、歌詞のこの「僕」が誰なのか。気になるところですが…

結構ここはボカしてある(委ねてある)ような気がしないでもないです。当てはめようと思えば結構なキャラクターでいけてしまうと思うので…。

メツ、マルベーニ、クラウスのシンクロ率が特に高いように感じますね。

『One Last You』の歌詞を見て改めて思うこと

個人的にゲームのエンディングソングで好きな曲第一位になったこの『One Last You』ですが、

改めて歌詞を読み直してみると、明らかに別れを意識した歌詞になっていることを再認識。

本編のEDでは二人が帰ってきて暗転ですが、あの後どうなったのかを考えさせられる歌詞だなぁと。

これはめちゃくちゃ個人的な話なんですが、あのエンディングではレックスと二人が別れてしまうほうが実は好みなんですよね…。

そのほうが脱出するときのレックスの決意も、そもそも少年である主人公のレックスがホムラとヒカリとの旅を通じて大人になるっていうボーイミーツガールをテーマとした話の持っていきかたとして好きなんです。

この歌詞を見て、もしかして原案としてはそういう終わり方にするつもりだったんじゃないのかなってちょっと思いました。

個人的にはDisc6のピアノアレンジはそこまで

限定版なのでDisc6で各曲のピアノアレンジが収録されています。

これらももちろん素晴らしいのですが、個人的に満足度はそこまでって感じ。

 

というのも、私は海外の方の演奏動画を結構聴きまくるのですが、既にそこで最高のものを見つけてしまったんですよね。

これです。

再生数、執筆時点で5532。ないない。もっと評価されるべき。

やっぱりゼノブレイドのBGMは最高だ

インタビューや座談会の書き起こしを見て思ったのは、本当に熱い方々だなぁと。

やっぱりプレイする側、聴く側もそのパワーって伝わるものですね。ゼノブレイド2は公式で4曲が公開されたときから明らかにこれまでのゲームとは気合の入れ方が違うと感じましたから。

改めて作曲陣の方々のファンになってしまったなぁ…。

 

私が購入したのは限定版なのでそこはご注意下さい。