こんにちは!
プレイ日記は少し止まっていたのですが、無事イース8を真エンディングでクリアしました。
プレイ時間は32時間。
なかなかのボリュームでした…。
今回は、イース8の惜しかったところと良かったところをマジレス気味に語ります。
Contents
真エンディングの条件
名声値が200を越えていると真エンディングのルートに突入できる。
Vita版は150だったみたいなんですが、PS4は引き上げられたようですね~。
私はラスボス突入時の名声値が140しかなかったので、迎撃戦と制圧戦をやりまくることになりましたw
そこそこクリアすれば200に届くはずです。
イース8の惜しかったところ
ここからはイース8の感想を良かった所、悪かった所を本気(マジ)に書いていこうと思います。
悪かったところを後にすると後味が悪くなるので、まずは悪かったところから。
迎撃戦が若干しつこくて作業感が辛い
探索がいいところまで進むたびに迎撃戦のアナウンスが入る。
あまりシステムを理解していなかったのもあって、毎回水を注される気持ちで迎撃戦をやっていた。
また、イースのフィールド戦闘はいつも爽快感MAXで楽しいのですが、それはあくまで敵を倒すかどうかが自由だから。迎撃戦は敵を全員倒すことを強制されるため、爽快感よりも作業感が強くなっている。
PS4新要素の制圧戦はかなり良かったと思います。
マップが見にくい
東西南北だけで目的地を目指そうとすると正しく行き着けないことが多々。
目的地までの道のりが毎回マップを拡大表示にしないとわかりにくい。
グラフィックとモーションが置いて行かれ始めた
ニーア、ゼルダ、Horizonとやってイースに来たので、オープニングの船でグラフィックに驚いてしまった。
歩きモーションで高速でヌルヌル滑っているところとか、EXスキルがあまりに陳腐なところとか。
PCの頃のファルコム作品でそんなことを感じたことはほぼなかったので、無理をしないで良い気がする。古き良き部分だけ出しておけばいいんじゃないかなぁ。EXスキルは本当に無くていいと思ってます。
「こっちじゃない、先を急ごう!」が多すぎる
イベントシーンの間に目的地までの移動を挟むシーンが多いが、
間違った方向に進むと「今はこっちに行ってる場合じゃない!」的なアナウンスが入る。
一度二度ならいいんですがこういうシーンがあまりにも多すぎたと思う。これくらいなら勝手に移動してイベント続行してくれたほうが嬉しい…。
臭すぎる演出は人を選ぶ
イースの対象年齢はよく知らないのですが、ちょっと青臭すぎる気がします。
まぁこれは好みなのであまり言及しません。
ストーリーが悪い意味でがんばりすぎ
正直ストーリーがあれもこれもやろうとしてぎこちなかったなという感想。
今作は大きく分けて
- 無人島での生活
- 本筋(ダーナの正体~ラクリモサ)
という構成になっていますが、物語の核であるラクリモサが、そのスケールの大きさに比べて話の仕込みがあまりにも甘く、カタルシスが得られない。
ダーナが一体何者なのかというところまでは楽しめていたのですが、そこからちょっと話を大きくしすぎたなと。あんなスケールで話を展開するなら、その本筋で序盤から一本筋で行ったほうがいいと思う。
あと第二部はなんだったんだ…。
イース8の良かったところ
美しすぎるゲームバランス
とにかくファルコム作品はゲームバランスが美しいです。
素材などのアイテムリソースも綺麗に配置されていて、今のゲームに珍しく「ネットで検索しなくても困らない」。
武器の強化や防具の作成もシンプルで、意味のないものが全く配置されていない。
ごちゃごちゃさせる必要がないということをゲームで語ってくれる貴重なシリーズ。
キャラクターを動かすのが超楽しい
アクションゲームで大事なことといえばこれだと思ってるんですが、
このイース8は6キャラクター全員動かすのが凄く楽しいです。
もうそれだけでアクションゲームとしては大きな価値があると思います。
フラッシュムーブ、フラッシュガードの爽快感
タイミングよく回避、ガードをすることで一気に有利状況を作り出すのが快感。
私がアクションゲームで特に大事だと思っている要素が2つありまして、1つが上の「キャラクターを動かしてるだけで楽しいか」。そして2つ目が「ボタンを入力することに気持ちよさがあるか」なんですが、フラッシュムーブとフラッシュガードは本当に気持ちいいです。
ただし昔のイースと比べるとこれでゴリ押しするゲームになりつつあるので、PCのフェルガナのような慎重な位置取りで攻撃を回避するような、丁寧さを要求するアクション要素も戻してほしいのが本音。
いつも通りのBGM
アクションのスピード感を、これまた素晴らしいBGMが盛り上げてくれる。
イースのBGMは昔から大ファンなのでこれに関しては改めて言うことは特に無いです。
なんとイース8のサウンドトラックはAmazonミュージックで聴き放題。ヘビロテ推奨です。
ロードが超爆速
エリア間移動のロードがとにかく早い。
遠いところまでワープしても変わらず早い。
とにかく快適に遊べるのは嬉しいですね!
飽きる要素なし
あまりゲームが続かないという人でも、エンディングまで投げずに行けるだろうなというくらい、とにかくサクサクプレイできてどんどん先に進みたくなるゲーム性。
やっぱり何より動かすだけで楽しいというのが大きい。移動速度もめちゃくちゃ早くて気持ちいいし。
ボスラッシュとタイムアタックが楽しすぎる
正直、イースの本編はクリア後に解放されるこれだと思ってます。
ボスと戦うのが本当に面白いゲームなんですよね。イースって。
今作のタイムアタックはPT3人から2人、1人と選択できる上にスキルなどの性能もフルに活かせるため、キャラ性能を比較しながらプレイするのもめちゃくちゃ楽しい。もうほんと楽しい。(しつこい
イース8の評価のまとめ
まとめると、イース8はゲーム部分は物凄く面白いです。
なのでその周りのストーリー、かさ増しなどの悪さが目立ってます。
私はPC版のフェルガナが初イースで、あのときはあまりの完成度に度肝を抜かれました。今でもほとんど文句のない神ゲーだと思っているくらいなのです。
あの後イース6、オリジン、1&2とプレイしてきました。これらの作品は全てかなりの良ゲーだと思ってます。
これらはどれもボリューム自体は小さく、私が1番好きなフェルガナも初回プレイで10時間未満でクリアできます。それでもあれだけ満足できたのは、全ての要素が等身大で綺麗にバランスが取れていたからだと思います。
今回のイース8は、ゲーム部分はしっかり進化していると思うんですが、ボリュームを増すためにそれ以外の余計な肉付けが過ぎたかなと。
ストーリーメインの作品は軌跡シリーズがあるので、イースならば無人島と冒険部分に思い切って振り切って、話のスケールも綺麗にまとめたほうがいいんじゃないかなと感じました。
それほどに無人島で赤の他人と協力して生き抜いていくというシチュエーションは楽しめました。キャラクターたちと同様、島を脱出してみんなと別れるのが寂しかった。
やっぱりイースのストーリーは、アドルが必ずその地から離れる=一緒に冒険した仲間たちと必ず最後は別れることになるというその切なさだけで充分なんだなぁ。
ニンテンドースイッチ版でも発売されます!