こんにちは!シュガーです。
今回は『サスペリア Part2』の紹介です。洋泉社の『最強ミステリ決定戦』でオールタイムのミステリ映画第一位に選ばれた、カルト的な人気を誇る有名作品です。
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サスペリア Part2のあらすじ
あるクリスマスの夜、レコードから子供の歌が流れるなか殺人が行われた。子供の叫び声、地面に落ちた血の付いた包丁、その包丁に近づく子供の足。
それから数十年の時が流れた。ある欧州超心霊学会でテレパシーの持ち主であるヘルガ・ウルマンの講演が行われていた。彼女は聴衆の一人がポケットに鍵を持っていることや、名前を言い当てるなどして聴衆を驚かせた。しかし突然彼女は苦しみだし、悲鳴を上げた。聴衆の中にかつて人を殺した邪悪な者を感じたのだと。そしてその者は再び人を殺すと言うのである。彼女が叫ぶ中、聴衆の中の一人がその場を立ち去る。
その晩ヘルガはアパートに戻り電話をしていたが、どこからともなく子供の歌が聞こえてきた。そしてドアの呼び鈴が鳴る。彼女はドアの前で異様な殺気を感じるが、その瞬間ドアが開き、大きな包丁が彼女に振り下ろされた。
サスペリア Part2のストーリー自体は割と普通の殺人事件なんですが、特徴的なのは緊張感を高める映し方、色合い、特徴的なBGMです。
特に映し方は特徴的で、被害者を狙う犯人からの視点がかなりドキドキします。
サスペリア Part2の最大の見どころは大胆すぎる伏線の張り方
この作品が他と比べて頭一つ抜けているのが、伏線の張り方。これが他のミステリ映画にはないレベルでとにかく大胆なんです。真実が明らかになった後、もう一度最初から観直したくなること間違いなし。
ちなみに、タイトルは「サスペリア Part2」ですが、映画「サスペリア」とは話のつながりが全くありません。そもそも原題の邦訳は「紅い深淵」です。
監督の代表作である『サスペリアPART2』と『サスペリア』。日本では本作が『サスペリア』の前に作られたにもかかわらず、2作目という題がつけられた。また内容にも全く関連性がないばかりか、本作はあくまでも生身の人間の犯罪者による猟奇殺人を描いたサイコホラー作品であるため、『サスペリア』に盛り込まれたようなオカルト的要素は終始皆無である。理由としては本作が『サスペリア』より後に輸入されたことと、配給会社が『サスペリア』のヒットを受け、『サスペリア』の続編として公開したほうが売れると考えたためである。これについては監督本人も驚いたとの事。
全く酷い話です。
邦題って本当に安易な付け方が多いですよね…。そのほうが売れるかもしれないっていう感覚的な付け方なのも酷いし、こんなタイトルにして得するのって本当に直後だけで後々不便だろっていう…。
『サスペリア Part2』が好きな人におすすめの映画
この映画はタイプ分けとしてはかなり難しいんですが…
ちょっとオカルトの雰囲気が入っていてショッキングさもあり、という、意外と日本的な面白さが多い映画なんじゃないかなと感じています。
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