こんにちは!シュガーです。
映画『9人の翻訳家たち 囚われたベストセラー』をオンライン試写会で鑑賞しました。
私はワンシチュエーション系のミステリ・サスペンスが好きなので前から気になっていた作品だったのですが、まさか見られるとは。
ということで早速感想を書いていきたいと思います!
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ポスターから漂う「ハズレワンシチュエーション物臭」。でもこれは「当たり」
まず、このポスターの外見。
映画ファンにはわかっていただけるかと思うんですが、若干ハズレ臭のワンシチュエーション映画っぽい雰囲気が漂っています。
私が思い出したのはこの、
エグザムという映画です。笑(最後まで見入ったけど面白くはなかった)
ワンシチュエーション系の映画というのは総じて映画に夢中にさせる力は高いんですが、最終的な面白さでいうとかなりピンキリですよね。
最近は『サーチ』『ギルティ』といった超大当たり級のワンシチュエーション系映画が多いので今回は期待半分警戒半分といった感じで鑑賞したのですが、結論から言うとこの『9人の翻訳家』は当たりの部類でした。(加えて言うならワンシチュエーションというほどではなかった)
宣伝文にある『ダヴィンチ・コード』シリーズ出版秘話は映画内では全く出てこない
ただし、宣伝文にある『ダヴィンチ・コード』は全く出てこないので、これを期待すると肩透かしなので注意です。
この制作秘話とはなにかここで説明しておくと、ダン・ブラウンのラングドン教授シリーズ4作目で映画化もされている『インフェルノ』がこの映画内の『デダリュス』同様に流出を恐れて、シェルター施設で翻訳作業が行われたのだとか。
『9人の翻訳家たち 囚われたベストセラー』の簡単なあらすじ
超人気ミステリ作品『デダリュス』の第三巻がついに発売される。
出版社の社長はこのチャンスを逃すまいと、9ヶ国語で同時発売するために翻訳家を収集。
彼らは『デダリュス』第三巻を流出させないために徹底したセキュリティのシェルターに入り、そこで翻訳作業をすることになった。
しかしある日、社長のもとに『デダリュス』3巻の序盤を流出させたというメールが届く。流出を止めるためには多額の金を支払わなければならない。
一体どの翻訳家が内容を流出させたのか…?
といった感じです。
ネタバレ0では全く踏み込めない作品なので、ここからは少しネタバレも挟みつつ書いていきます。(全ネタバレはしません)
なにも知らずに劇場で鑑賞したいという方はここまでにして、上映を楽しみにお待ち下さい!