こんにちは！シュガーです。
今回はアガサ・クリスティの、ファンなら誰でも知っている名作『五匹の子豚』を紹介します。
この作品は映画化はされていませんが、BBCドラマで1時間半の作品になっています。個人的にはやっぱり原作小説のほうが面白いですが、手っ取り早く作品に触れたいならおすすめですね。
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※タイトルで検索しても出てこないので、「名探偵ポワロ」で検索し、シーズン9の第一話です。
五匹の子豚のあらすじと見どころ
16年前、高名な画家だった父を毒殺した容疑で裁判にかけられ、獄中で亡くなった母。でも母は無実だったのです……娘の依頼に心を動かされたポアロは、事件の再調査に着手する。当時の関係者の証言を丹念に集める調査の末に、ポアロが探り当てる事件の真相とは？
原作小説あらすじより
五匹の子豚は、現在進行系の事件ではなく、過去の事件を聞き込みを頼りに解決するというタイプのミステリです。
冒頭でポワロは、母親が殺人容疑で死刑に処されたという娘から、「母親が実際に殺したとは信じられない」と依頼を受けます。
過去、この事件に関わった関係者に話を聴いて回るポワロですが、ここがこの作品の見どころ。
というのも、人によってその当時見えていたものが全然違っているんですね。人間関係しかり、状況しかり。
ですがポワロはその背景に隠された心理的情報から、隠された真実にたどり着きます。
ミステリとして非常に出来が良い作品で、正直アガサ・クリスティのファン以外には全く名前を知られていないタイトルだと思いますが、面白さでいえば五本の指には入るかなと思っています。
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五匹の子豚が好きな人におすすめのミステリ作品
五匹の子豚のミステリとしての特徴は、
- 過去の事件の解決である
- 人によって見えるものが違うということの面白さ
ですね。
過去の事件を追いかけるという要素で思いつくのが、
- 『真実の行方』（法廷ミステリ。彼は本当に罪を犯したのか…？という切り口の名作）→『真実の行方』をU-NEXTで観る（1ヶ月無料）(2019年9/19まで)
- 『理由』（同上。クオリティは真実の行方より下ですがサスペンスとしては楽しめる）→『理由』をAmazonビデオで観る
- 特捜部Qシリーズ（未解決で放置された事件が実は今も続いていて…という切り口が多いシリーズ）→『特捜部Q 檻の中の女』をAmazonプライムビデオで観る（1ヶ月無料＆第2作目『キジ殺し』も観れます！）
このあたりは名作なので自信をもっておすすめできます。
また、人によって見えるものが違うということの面白さで私が思いつくのが、
- Xファイル：シーズン5第12話『吸血』
です。
これは若干コメディ寄りの作品ですが、人によって見えているものが違うということの面白さをものすごく感じられる作品です。
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