【ミステリー小説のおすすめ】私が読んだミステリーをランキング付けしてみる!【国内&海外】

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おすすめミステリー「サスペンス」部門

『異邦の騎士』

失われた過去の記憶が浮かびあがり男は戦慄する。自分は本当に愛する妻子を殺したのか。やっと手にした幸せな生活にしのび寄る新たな魔の手。名探偵御手洗潔の最初の事件を描いた傑作ミステリ『異邦の騎士』に著者が精魂こめて全面加筆修整した改訂完全版。幾多の歳月を越え、いま異邦の扉が再び開かれる。

ミステリというよりはサスペンスの要素が強いですが、個人的にかなり好きな作品です。探偵は最近映像化で少し知名度が上がった気がする御手洗潔。

この作品は『占星術殺人事件』(+斜め屋敷の殺人)を先に読むことが必須なので、必ず占星術を最初に読んで下さいね。

結構ホロリと来るのが特徴。読後感が素晴らしいです。

結末の衝撃:★★★★

巧妙な伏線:★★

一気に読ませる:★★★★★

話の面白さ:★★★★★

完成度:★★★★

おすすめランク:A

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『幻の女』

妻と喧嘩し、あてもなく街をさまよっていた男は、風変りな帽子をかぶった見ず知らずの女に出会う。彼は気晴らしにその女を誘って食事をし、劇場でショーを観て、酒を飲んで別れた。その後、帰宅した男を待っていたのは、絞殺された妻の死体と刑事たちだった!迫りくる死刑執行の時。彼のアリバイを証明するたった一人の目撃者“幻の女”はいったいどこにいるのか?

私の中でサスペンス小説(主人公が追い詰められていく系)の頂点に立っている作品。『わらの女』もこれとほぼ互角なくらい大好きな作品なんですが、迷った末にこっちにしました。わらの女に関しては下で紹介しています。

さて、この作品の見どころはなんといっても主人公の無罪を証明するために事件の夜を共にした「幻の女」を探すそのスピード感。行く先行く先で目撃者が謎の死を遂げてしまい、証拠が手からすり抜けていくもどかしさが、ページをめくる手を止めさせません。

こういう追い詰められ系の話が好きな人には堪らないと思います。

結末の衝撃:★★★★

巧妙な伏線:★★

一気に読ませる:★★★★★

話の面白さ:★★★★★

完成度:★★★★★

おすすめランク:A

カミーユ・ヴェルーヴェン三部作(悲しみのイレーヌ、その女アレックス、傷だらけのカミーユ)

その女アレックスが圧倒的に有名になったこのシリーズですが、全て読んでみると、これは3つで1つだなという感想に落ち着きました。

というのも、これらの作品は非常に高いサスペンス性が特徴でそこが評価されていますが、3作読むと、全ての作品で登場しているカミーユ・ヴェルーヴェン班の変化を楽しむのもまたこのシリーズの醍醐味だなと感じたからです。

実際、『イレーヌ』を読むと強烈に『アレックス』を読みたくなり、『カミーユ』を読むとまた『イレーヌ』から一気読みしたいと感じた方は多いのではないでしょうか。

ちなみに私個人の好みはイレーヌ>アレックス>カミーユの順。それにしてもピエール・ルメートルはサディスティックすぎる…w

ちなみに下でも紹介しますが、『死のドレスを花婿に』も面白いですよ。

『悲しみのイレーヌ』

『その女アレックス』のヴェルーヴェン警部のデビュー作。 奇怪な連続殺人をめぐる物語がたどりつく驚愕の真相。 若い女性の惨殺死体が発見された。パリ警視庁のヴェルーヴェン警部は、裕福な着道楽の部下ルイらとともに捜査を担当することになった。殺人の手口はきわめて凄惨で、現場には犯人のものと思われる「おれは帰ってきた」という血文字が残されていた。 やがて過去の未解決事件とのつながりが浮かび上がる。手口は異なるものの、残虐な殺人であることは一致していた。これは連続殺人なのだ。そして捜査が進むにつれ、犯人は有名なミステリ作品に登場する惨殺死体を模して殺人を繰り返しているらしいことが判明した。ジェイムズ・エルロイの『ブラック・ダリア』、ブレット・イーストン・エリスの『アメリカン・サイコ』……ほかにも未解決の事件があるのではないか? ヴェルーヴェン警部らは過去の事件のファイルを渉猟し、犯人の痕跡を探る。

結末の衝撃:★★★★★

巧妙な伏線:★★★

一気に読ませる:★★★★★

話の面白さ:★★

完成度:★★★★

おすすめランク:A

『その女アレックス』

おまえが死ぬのを見たい―男はそう言ってアレックスを監禁した。檻に幽閉され、衰弱した彼女は、死を目前に脱出を図るが…しかし、ここまでは序章にすぎない。孤独な女アレックスの壮絶なる秘密が明かされるや、物語は大逆転を繰り返し、最後に待ち受ける慟哭と驚愕へと突進するのだ。イギリス推理作家協会賞受賞作。

結末の衝撃:★★★★

巧妙な伏線:★★

一気に読ませる:★★★★★

話の面白さ:★★★★

完成度:★★★★

おすすめランク:B

『傷だらけのカミーユ』

 アンヌという女性が二人組の強盗に殴られ瀕死の重傷を負った。警察からカミーユに電話がかかってくる。アンヌの携帯の連絡先のトップにあったのがカミーユの電話番号だったからだ。カミーユは病院に駆けつけ、アンヌとの関係を誰にも明かすことなく、事件を担当することにする。しかし強引なうえに秘密裏の捜査活動は上司たちから批判され、事件の担当を外されるどころか、刑事として失格の烙印さえ押されそうになる。カミーユはいったいどのようにして窮地を脱し、いかに犯罪者たちを追い詰めることができるのか。

結末の衝撃:★★★

巧妙な伏線:★★

一気に読ませる:★★★★★

話の面白さ:★★★

完成度:★★★★

おすすめランク:B

『死のドレスを花婿に』

狂気に駆られて逃亡するソフィー。聡明だった彼女はなぜ全てを失ったのか。悪夢の果てに明らかになる戦慄の悪意とは。
ソフィーは怯えていた。かつては優秀なキャリアウーマンだった彼女には秘密があった。ときに奇行を起こし、そのことをまるで記憶していないのだ。そのせいでソフィーは職も地位も失ったのだった。自分は正気を失ったのか。恐怖を抱えながらも、高名な政治家の家でベビーシッターをつとめるソフィーだったが、ある日、決定的な悲劇が訪れ、彼女は恐慌にかられて逃亡を開始した。自分は人を殺したのか? 自分は狂気に捕らわれてしまったのではないのか? そんな彼女をずっと見つめるフランツ。彼の暗い歩みとソフィーの狂気の逃亡が交差するとき、おそるべき罠が全貌を明らかにする!

優秀なキャリアウーマンだった主人公が、時々記憶を失ってしまうようになり、記憶を失っている間に人を殺してしまったという疑惑が持ち上がる。

かつて正常だった自分が、なぜこんなことになったのかわからないという感情移入しやすいスタートが、まさに極上のサスペンス性。

衝撃の展開が多数用意されていて全く飽きないので、最後まで行き着く間もなく読み切ってしまえると思います。

結末の衝撃:★★

巧妙な伏線:★★★

一気に読ませる:★★★★★

話の面白さ:★★★★

完成度:★★★★

おすすめランク:B

『わらの女』

翻訳の仕事をする知的で打算的なドイツ人女性ヒルデガルデ、34歳独身。彼女が見つけた新聞の求縁広告は“莫大ナ資産アリ。ナルベクはんぶるく出身ノ未婚ノ方、家族係累ナク…”というものだった。こうしてすべてが始まった。そして彼女は億万長者の妻の座に。しかしそこには思いも寄らぬ罠が待ち受けていた。精確無比に組み立てられた完全犯罪。ミステリ史上に燦然と輝く傑作。

海外サスペンスというと幻の女や死の接吻などに押され気味ですが、私はこの『わらの女』は本当に面白かったです。

今風に紹介するなら、婚活中の34歳独身女性が大富豪の嫁募集の広告に飛びついて、遺産を狙う話ですw

結末に少しツッコミどころがあるのが残念ですが、本当に最後まで一気に読めます。面白い。

結末の衝撃:★★★★

巧妙な伏線:★★

一気に読ませる:★★★★★

話の面白さ:★★★★★

完成度:★★

おすすめランク:A

①どんでん返し部門(1ページ目)

②プロット(物語)完成度部門(2ページ目)

③トリック部門(3ページ目)

④一気読み部門(4ページ目)

⑤サスペンス部門(5ページ目)

⑥番外:私が好きなミステリベスト10(6ページ目)